機械工学専攻 博士前期課程 女性

機械について学ぶたびに新たな発見がある!

私はものづくりに興味を持って製品の設計や開発に携わりたいと考えたため機械工学科目を志望しました。

機械について実際に学ぶ中で気づいたことは、驚くほど幅広い分野の知識と技術が結集されて一つ一つの機械は作られ、動いているということです。それらの知識や技術について学ぶたびに身の回りの機械はこうして作られ、こんな原理で動いていたのか!」という自分の中での新たな発見があり、さらに機械について知りたいという意欲が沸き起こりました。

今は、現状では実現できない高い性能を持った機械を作るために、機械内部で生じる現象を解き明かす研究を行なっています。

マテリアル生産科学科目/マテリアル科学コース 4年生 男性

身近な「材料」を良くすれば、「環境」も良くなる。

高校生の頃から環境問題に興味がありました。

普段の生活で使われているものをより良くすることで環境が良くなれば」と思い、この学科を志望しまし た。最初は、「材料」と言われてもあまりピンと来ていませんでしたが、いろいろなことを学ぶうちに、材料 の研究がどのように環境に貢献できるのかがわかってきました。

例えば、飛行機のエンジンのタービンブレードの耐熱温度が上がるとエンジンの効率が良くなったり、自動車を軽い材料で作ると燃費が良くなるなど、材料が良くなることで二酸化炭素の排出を抑えることができるのです。

将来、多くの人に使われ、役に立ち、環境にも優しいモノづくりができればいいなと思っています。

機械工学専攻修了 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 女性

JAXAで最新の航空宇宙工学に携わっています。

現在の業務は、航空宇宙機まわりの空気の流れを解析することです。コンピュータを使って航空宇宙機の設計・開発に必要なデータを得たり、時には今までになかった新しい計算法を考えたりしています。

在学中は、世界の第一線で活躍される先生方の 指導を受け、高性能のスーパーコンピュータで研究を行う恵まれた環境でした。成果を海外の学会で発表したり、外部の研究者と議論を交わすなどの経験を通して、今の業務に必要な専門性を築いたのはもちろん、問題解決やコミュニケーション能力、論述・プレゼンテーション技術、国際感覚など、社会に出てから必要な様々なことを養った学生時代でした。

阪大に入学したばかりの頃には想像もつかなかった成長があったと、社会人になった今感じています。

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