Q&A

応用理工学科では、どのようなことが学べますか?
自然の「ことわり」を追求する理学と、それを用いる「すべ」を追求する工学の知識を応用することで、新しい価値を生み出していく方法について、体系的に学んでいきます。
人々の価値観が多様化し、問題がますます複雑になることが予想されています。
百年以上の時間をかけて破壊と創造を続けてきた教育プログラムを背景に、困難な将来に対して自らの力で立ち向かっていくことのできる高度な素養を身につけることができます。
機械・材料・生産という、三つの異なる技術を扱っているのはなぜですか?
人類の幸福を物質面で支えているのは、18世紀以降加速度的に発展した工学技術に他なりません。今後も今の私たちの想像を裏切る、驚くようなモノが提案され続けるでしょう。
私たちは、機械・材料・生産が、このようなモノづくりを支える三大要素であると考えています。
物理法則を最大限に用いることで生み出される、自然界に存在する材料をはるかに凌駕するマテリアル。そのような材料を高度に使いこなし、生命の機能やヒトの知能に肉薄することのできるマシン。そしてこれらの実体化を可能とし、世界中の人たちにその恩恵を広めることを可能とする生産科学。
これらを統合的に学び、研究できる環境が重要と考えています。
卒業後は、どのようなことができるようになりますか?
応用理工学科に入学後は、学習の歩を進めるとともに学生自身の判断をもとに、機械・材料・生産それぞれの専門分野を選んでいくことになります。
卒業の時点では、これら3分野を幅広く見渡すことのできる視点とともに、選択した一つの専門科目を深く習得し、高度に応用できる人材となることが期待できます。
卒業後の進路には、どのような道がありますか?
本学科で学ぶ内容は、工学全般にわたって広く必要とされる普遍的な学理です。
産業界との広い交流も背景として、社会をリードできる、本当に必要とされる中核的人材を輩出しています。 学部学生の大半は、継続して大学院でのより高度な研究に取り組んでいますが、大学院卒業後は、モノづくりの世界を中心に幅広く飛び立っています。
詳細については、「進路情報」のページも参考にしてみてください。
一日も早く、実際のエンジニアリングを始めたいのですが。
応用理工学科では、座学によるカリキュラムに加えて、多くの実験・実習の講義を行っています。
本当に革新的な研究を自らの力で遂行していくためには、実験技術についても基礎の確立が欠かせません。 ここで体験できるのは基礎的できわめて単純化されたものですが、将来の研究活動に必要な実技を身につけることができます。
また、早い段階で本当の研究に接する機会を持つことができる、オープン・ラボというイベントも用意されており、具体的なイメージを持ちながら、学習に取り組むことが可能となります。
4年次になると、さらに具体的な専門分野に分かれた研究室に、学生自身の選択に基づいて配属され、最先端の研究活動に従事します。
奨学金のような制度はありますか?
授業料免除の制度や、日本学生支援機構の奨学金、その他各種支援の仕組みを充実させています。在校生のみなさんには、電子掲示板などを通じても紹介しています。
詳しくはこちらも参照してください。

また、各種お問い合わせはこちらからお願いいたします。

TOP